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直島 [海]

正月、4日、5日は毎年恒例で短い旅に出ます。
ことし(2010)は寒い冬で、日本の広い範囲で雪が降っていました。
足止めの恐れのない瀬戸内海を選び、昨夏に盛り上がった直島を目指しました。

岡山から宇野へ向かいます。
瀬戸大橋が出来るまでは、宇高連絡でにぎわった街だそうですが、いまは穏やかです。
宇野駅から歩いて港へ向かいました。

フェリー乗り場です。
宇野港.jpg

船情報.jpg
人は¥280。安いなぁ。大阪の地下鉄ひと駅¥200だけどなぁ。
往復割引¥540を買いました。のちに悪夢が。

私が乗るの予定の船は12:15発の宮浦行き。島までは約20分です。
立派なフェリーですが、人も車もぱらぱらで出航。
デッキに上がって、海を見ながらポケットに溜まったレシートをごそごそしていると
紙がひらひらと・・・・・・、俺の帰りのチケット。風に舞い、海へ消えていきました。

気を取り直して、短い船旅を楽しみます。
瀬戸内海.jpg

瀬戸内海はゆったりしていて、いつも癒されます。
宮浦港に近づくと、あの赤いカボチャが見えます。
きた、きた、直島上陸です。
直島町営バスに乗り、美術館エリアへ向かいます。

バスは家プロジェクトがある本村地区を通過し、ここで何人かの人が降ります。
私は終点のつつじ荘まで。
降りたバス停の前に、村木賢吉の「おやじの海」発祥の地の碑がありました。
村木賢吉さんは、この島の精錬所で働いていたそうです。海はよ~、海はよ~。

さらに美術館地区に向かう無料バスに連絡し、ほとんどの人は乗り継いで
行きましたが、ここから歩くことにしました。

海岸を歩いていくと、あった!!、海に突き出た突堤の先に黄色かぼちゃが。
黄かぼちゃ.jpg

このころは天気もよく、黄色と青空のコントラストが最高。気分も最高です。
興奮も冷め遣らぬまま、海岸沿いを歩いて行きます。
高台から瀬戸内海が見えて最高!のはずが徐々に雲が広がり始めました。

しばらく歩いていくと、広場があります。気付かないと通り過ぎてしまうかも。

ここが、昨年オープンした、Lee Ufan Museumです。
美術館Lee.jpg

石、石柱、コンクリートでできた建物。無機質な中、石が非常に新鮮でした。

このあとさらに進み、地中美術館に到着。
実は、ここは個人的にはしっくりきませんでした。
島を、建物を、味わう美術館だと思いますが、この建物が1000年先に
どうなるのだろうと思うと、複雑でした。

地中美術館のチケット売り場前から無料バスに乗り、つつじ荘で
乗りついで本村地区まで戻りました。

家プロジェクトチケットを買い、家々を巡りました。

南寺(暗闇の光)
角屋(水に潜むデジタル表示)
護王神社(ガラスの階段)
碁会所(・・・)
はいしゃ(自由の女神)

家と芸術の融合が、想像していたものと違っていたので、少し戸惑いました。
古い家を生かしているとは思えなかった・・・・・利用はしているけど。

日も傾き、バスの時間が迫ってきたので、「石橋」には行かれませんでした。

宮浦港に戻ると赤いかぼちゃが夕日に照らされていました。
赤かぼちゃ.jpg

少しさびしい感じが別れの時を演出しているかのように・・・・・
フェリーに乗り、島を離れます。

肌寒いデッキから夕闇が迫る瀬戸内海が見えます。
瀬戸大橋夕焼け.jpg

遠くに見えるのは、瀬戸大橋です。

行きよりも多くの人を乗せたフェリーが宇野港を目指します。

宇野港着17:00、宇野駅発は17:05。
距離を考えればぎりぎり間に合うか、という感じ。
フェリーが港に着くと同時に走りだし、なんとか17:05の電車に乗れました。

短い島旅でしたが、新春の旅として楽しい思い出になりました。今度は夏に来よう!


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コメント 3

とみっち

直島いいなぁ♪
僕が前回訪れたのは地中美術館が工事中の時なので、
かれこれ何年前かな?^^;
ほんとアートも景色もすごくステキな島ですよね☆
by とみっち (2011-01-12 17:17) 

hawaiian

9月の瀬戸内国際芸術祭の時、行きたいと思ったけど、大混雑らしく小豆島に。
今度、四国か岡山に行くとき、直島に行ってみたいですね。
by hawaiian (2011-01-12 22:22) 

moonlight

tとみっち様、hawaiian 様
遅レスで失礼しました。この時期、承認後表示を選んでいましたが、承認方法を良く理解していませでした。
直島は一泊して自転車で回ってみたいですね。
by moonlight (2011-06-05 15:29) 

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