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正倉院展 [奈良]

2010.11.1 京都・奈良旅行2日目、京都三条で目覚め、奈良へ向かいました。
目的は、興福寺・阿修羅像と正倉院展。
特に妻は阿修羅さまに会うのは初めて、楽しみにしていました。

近鉄奈良から興福寺方面へと向かいます。いまにも雨が降りそうな空模様。
興福寺・国宝館に覗くとと「待ち時間0分」。さっそく入館します。

春にリニューアルされた国宝館は、落ち着いて仏様を見ることができます。
まさに国宝館、国宝が大集合です。

阿修羅像は品がありますが、私は「乾闥婆像(けんだつばぞう)」が好きです。
「迦楼羅像(かるらぞう)」のくちばしを持つ顔も好きです。
空いているので乾漆八部衆(はちぶしゅう)の前を何度も行き来しました。

ここまでかなりの満足度。
次は、正倉院展。昨年につづいて二度目です。
待ち時間は30分。
列は屋根のある範囲なので大丈夫と思ったら、土砂降りになってきました。

shosoin.jpg

主役は、螺鈿紫檀五弦琵琶(らでんしたんごげんびわ)。
漢字の読み書きテストの如し。

今年は、最前列から見る人と、その外側から見る人に分かれているので、混乱なく見られました。
私は外側派。それでも十分美しさを堪能できました。
単眼鏡が必要です(その後、次回に備えて買いました)。
伎楽面が私の好みです。また収容箱や工具も興味深くみました。

帰りに英語版の目録を買いました。A5サイズのコンパクトで記念にはぴったり。

mokuroku.jpg

外は小雨が降っています。これも妻の希望で春日大社へ。
参道を石の音を聞きながら歩きます。
到着しました、世界遺産春日大社。
通り過ぎてしまった宝物館(平城遷都1300年記念展示、平安の正倉院Ⅱ)を見てもよかったかな。

特別参拝受付をして中に入りました。

kasuga.JPG

嫁さんは、思ったより小さいと複雑な顔でした。

お昼になったので、奈良まちへ。
なんと嫁さんお目当てのお店は月曜定休日!

あとで知ったのですが、
元興寺で、屋根裏探検なるものをやっていたのです。
知っていれば!残念。

近鉄で西大寺駅へ向かい、シャトルバスで平城遷都1300年祭会場へ。
このころから急速に青空が広がりました。
バスを降りると、平城京歴史館と遣唐使船乗船の整理券は配布済とのこと。

朱雀門から第一次大極殿へ歩きます。遠い、何もない野っぱらだぁ。
春にNHKで、「45日奈良時代一周」をやっていたことを思い出しました。
瀬川亮さん、泉政行さんお元気でしょうか?

第一次大極殿、同時代の建築資料、建造物から想像して作った部分もあるとか。

taigokuden.JPG

内部に入ると、壁上側に、玄武、青竜、朱雀、白虎の四神が描かれています。
これは東京、京都の展示会で話題の上村松園の孫、上村淳之氏が描かれたそうです。

平城京は中国の長安を見本としたと言われています。
私は、長安(西安)には行ったことないですが、紫禁城と同じ雰囲気を感じました。

さらに歩いて東院庭園へ行きました。ここも遠い!、結構歩いたよ。
ススキの中にセイタカアワダチ草が咲いている。ここ平城京にも外来種が。
夕方まで時間があったので、海龍王寺に行くことにしました。

法華寺(次は行きたい)の前を通りすぎ到着。静かな参道を歩みます。

kairyuouji.JPG

西金堂にある五重小塔を見たあと、十一面観音菩薩像をお参りしました。
暮れていく静けさのなか、少しひんやりとした空気に、本堂が包まれます。
これで奈良の一日は終わりです。


新大宮の駅まで歩き、近鉄で京都に戻りました。
夜は、妻のご希望で、和風ダイニングあんぐり(丸太町堀川東入る南側)です。

anguri.JPG

ライトアップされた坪庭を背にした特等席でひさびさに夫婦で落ち着いた食事です。
生麩やゆば包み揚げなどをいただき、満足の夜でした。





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