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建仁寺 KENNINJI [京都]

The Oldest Zen Temple Kenninji
栄西禅師を開山として建立され、文永2年(1265年)宋の禅僧、建長寺
開山蘭渓道隆が入寺してからは禅の作法、規矩(禅院の規則)が厳格
に行われ純粋に禅の道場となったそうです。京都五山第三位。

建仁寺の場所をはっきりと意識したのは、東山のライトアップを見た帰り
八坂の塔の下を通って京阪電車の駅を向かった時でした。

門に「建仁寺」の文字がありました。2010.1月に改めて訪れました。

俵屋宗達;風神雷神図屏風
建仁寺01.JPG

建仁寺と言えば、宗達の風神雷神です。
これは複製で、原本は京都国立博物館に寄託されているそうですが。


双龍 小泉淳作画伯(法堂天井)
建仁寺02.JPG

平成十四年(2002)創建800年を記念して描かれたそうです。
小泉画伯は、東大寺の襖絵も最近完成され、2011年の春に見ることができるようです。
双龍を仰ぎ見る法堂は、静かで落ち着いていました。心も穏やかになります。


方丈の前に広がる枯山水の庭園
建仁寺05.JPG

枯山水というと龍安寺が有名ですが、私は建仁寺の庭も大好きです。
石が敷き詰められた庭に向かって座ると、心が落ち着いてきます。
これが禅の世界に通じているのでしょうか?

坐禅体験ができるようなので、考えてみたいです。


東陽坊のつくばいと石灯籠
建仁寺04.JPG

方丈の裏にお茶室があります。


本坊から中庭を見たところ
建仁寺03.JPG

建仁寺でもっとも気に入ったアングルです。
金魚鉢の向こうに、さらにその向こうに庭が見えていて、
部屋の暗さと石の白がコントラスを作りだしています。


建仁寺では、雷神の扇子を販売していました。
風神雷神は、扇子を手掛けていた宗達ば、扇子に描くことを意識した構図
ではないかと言われているので、非常に気になりました。

次回は、木々が青い夏に訪れてみたいものです。

2010.1月 探訪
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