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美術展めぐり(静岡、京都) [展覧会]

2010年.4月 晴れの一日に3つの美術展をめぐりました。

スタートは、”風景とロダンの”がついている「静岡県立美術館」
美術館01.JPG
伊藤若冲 アナザーワールド
http://www.spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/japanese/

東海道線で静岡を通過したときに、駅に飾られていた宣伝画に惹かれ調べました。

JR草薙駅から、緩やかな坂道を歩いていきます。
若冲は精密に描写した鶏が有名ですが、この展示会では水墨画が展示されていました。

「象鯨図屏風」鯨と像が印象的に描かれています。この日の No.1 です。

「樹花鳥獣図屏風」には、多くの動物が描かれています。
ちょっと顰蹙ですが、銭湯に描かれていたら最高ではないかと思いました。

「菜蟲譜」は、「美の巨人」(2011.2.5)で取り上げられていましたが、実は記憶が薄い。

ロダン館です。
美術館02.JPG
右下に見えているのは、「地獄の門」
ロダンの彫刻は12体しか鋳造しないようにフランス政府が管理し、
日本には、東京・上野の国立西洋美術館とここにあるそうです。

帰りは、静岡鉄道の県立美術館前駅から新静岡駅へでました。

静岡から新幹線に乗り、第二の目的地、京都へ向かいました。


二つめは、「相国寺承天閣美術館」です。
http://www.shokoku-ji.or.jp/jotenkaku/

-江戸の粋・明治の技-
「柴田是真の漆×絵」
エドソン・コレクション初帰国

幕末から明治期に活躍した漆芸家、画家である柴田是真(1807~1891)の作品展です。

こじんまりした展示ホールに作品が展示され、落ち着いて観賞することができました。
個人的には、絵画よりも造形物のほうが好きです。

美術館前
美術館03.JPG

緑が映え、美しい。


そして三つめは、「京都国立博物館」です。
美術館04.JPG
http://www.kyohaku.go.jp/jp/index_top.html

特別展覧会
没後400年 長谷川等伯

目玉は、写真にもある、国宝「松林図屏風」です。
霧の中に浮かぶ松の木が幻想的です。

重要文化財「仏涅槃図」は、その大きさ(縦10m)に圧倒されました。

国宝「楓図壁貼付」も、記憶に残っています。
この年の夏、本来の所蔵先である智積院にも出かけ、再会しました。

等伯展は、連日、大変な混雑とのことだったので、夕方を狙って出かけ、
一通り見たあと、気になる作品をじっくりと見ることができました。


天候にも恵まれ、楽しい美術館巡りの一日でした。

CASIO IMAGING SQUAREで加工した相国寺です。
美術館05.JPG


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