吉野の桜

桜の季節です。2年前（2009年）の春に、念願の千本桜を見に吉野へ行きました。
八時過ぎに京都を出発。橿原神宮前で乗り換えて、吉野に着いたのは10時半でした。
千本口駅からケーブルに乗って、いよいよ吉野の山へ。


金峯山寺蔵王堂　世界遺産


東大寺大仏殿につぐ大きさの木造建築だそうです。
蔵王権現像、青い権現様が見られると楽しみにしていたのですが、いつでも見られるわけではないのですね。
檜皮葺きの屋根と青空、桜の桃色が気持よいです。


八角形の三重塔・南朝妙法殿


後醍醐天皇の南朝跡地に、昭和38年に建てられたそうです。


東南院


多宝塔が美しい。


上千本の桜



山全体が桜に覆われ、ほかでは見ることができない絶景です。

さぁ、いよいよ山登りです。

途中、思わず膝に手を当ててしまう、かなりきつい坂もあります。

桜の木を見ながら、もくもくと山道を上がっていきます。修行ですな。




吉野水分神社　世界遺産



桃山時代の社殿だそうです。


そして、吉野山全景が見えます。



遠くに小さく蔵王堂が見えます。
ここまで歩いてきたと、ちょっと感動もあって、素晴らしい景気です。

この日は平日だったのですが、土日は凄い人なのだろうと思いました。
また、山には、バスの集合を知らせる放送がずっと流れていました。
きっと桜に誘われて、戻れない遠くまで行ってしまった人がいっぱいいたのでしょう。

また行きたいですね。青い権現様も見たい。