雪の山寺

閑さや岩にしみ入る蝉の声・・・で有名な山寺。
正式には、宝珠山立石寺といい、８６０年に慈覚大師が開いたそうです。

仙山線の山寺駅で降りると山寺を見上げることができます。


左に見える三角屋根が五大堂です。
山寺の登山口に到着したのは、朝8:00過ぎ。

観光客はまだ来ておらず、お寺の人のわずかな足跡が残る階段。


静まりかえる階段を上っていくと、徐々に息が荒くなっていきます。

仁王門をくぐり、納経堂、開山堂とみながら、めざす五大堂へ。
五大堂に上がる最後の階段は、誰も来ていない新雪でした。

五大堂です。


朝日に照らされています。

そして五大堂からの眺め。絶景です。


雪に覆われた街が朝日に照らされて、なんとも美しい。
独占した五大堂から眺めるこの景色。
この「一瞬」を感じられる旅はやめられません。


帰りはゆっくりと山を降りました。

山寺駅です。




9:14発の山形行きに乗ります。
早朝の清々しい山寺でした。

http://www.yamaderakankou.com/origin/

2005年1月　探訪

コメント 1

日が暮れてしまうと懐中電灯で降りることになる。
by moonlight (2010-12-02 20:40)