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PENTAX Q + 標準単焦点レンズ で撮る鎌倉 [古寺]

2013.9.16 台風18号の影響で新幹線が止まり、西への旅は中止となってしまいました。
翌日、台風一過の晴天になり、購入した PENTAX Qシリーズの単焦点レンズを確かめるべく鎌倉を訪れました。

北鎌倉で横須賀線を降り、最初に訪れたのは、東慶寺。
Twitterで「コスモスが咲いている」とのつぶやきがあったので、楽しみにして訪れましたが、ちょっとさびしい状況でした。そのなかの一輪。
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次に訪れたのは、浄智寺。鎌倉五山、第四位です。
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山門と緑のカーテンが美しい。

建長寺方向へ向かい、長寿寺のところを曲がり、亀ヶ谷坂へ。
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長寿寺の本堂です。脇の門から撮影しました。拝観できる日は、本堂の縁側から庭を眺めると落ち着きます。足利尊氏の墓があります。

亀ヶ谷坂を下り、JRのガードをくぐって進むと海蔵寺にたどり着きます。
萩が有名ですが、まだ開花前でした。境内では、フヨウが咲いていました。
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海蔵寺の境内は静かです。しばらく日影で風に吹かれていました。心地よい。

鎌倉駅に向かう途中に英勝寺があります。
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これは平成23年に復興された山門です。間近で見るのははじめてです。

鎌倉五山、第三位。寿福寺です。
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参道の緑は、いつ見ても癒やされます。

最後は、鶴ヶ岡八幡宮です。
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太鼓橋越しに見た八幡宮

秋の気配がする爽やかな鎌倉巡りでした。
単焦点レンズ STANDARD PRIME の写りも満足です。
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山梨、国宝を訪ねて [古寺]

春がやってきました。4.1 山梨の国宝建造物を訪ねてきました。
前日は激しい風と雨でしたが、すっきり晴れ、温かい一日でした。

国宝(1) 海涌山 清白寺
中央線東山梨の駅から徒歩10分ぐらいの距離です。
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静かな参道を進んでいくと山門があり、その先に国宝の仏殿があります。
1415年建立とのこと。檜皮葺の屋根のカーブが美しい。
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境内には誰もおらず、じっくりと雰囲気を味わうことが出来ました。

国宝(2) 柏尾山 大善寺
勝沼ぶどう郷駅から2.4km、ちょっとありますが、歩いてみました。
高低差が激しいので、結構キツイですが、甲府盆地に向けて広がる景色は素晴らしいです。
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勝沼ぶどう郷駅を通過するときの夜景(街の灯)は素晴らしいのですが、撮影ポイントを確認できたので、次回は信州の帰りに途中下車しようと思います。
また、駅の周りの桜も素晴らしいのですが、4/1は、”まったく”咲いていませんでした。今年は遅いのかな。
さて、大善寺に到着。山門です。
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山門脇の水仙がきれいです。
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そして、山門の両脇には仁王様がいらっしゃいましたが、私はこちら(木鼻)。
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そして階段を上がった先に、国宝薬師堂が。1286年建立。
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拝観する人は数人。お堂に入ると、女性がお寺の歴史と仏様を説明してくださいました。
薬師三尊は、秘仏(来年、ご開帳らしい)なのですが、十二神将を見ることができたので、かなり満足。
そして、やはりお堂が素晴らしい。おそらく最近葺き替えられた檜皮葺の屋根の美しさ。
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梅が満開でした。”檜皮葺と桜”は最高の組み合わせですが。

帰りは、大日影トンネル遊歩道から戻ろうと思い、坂道を登って行きました。
が、、、、、緊急閉鎖ということで、通行止めでした。がーん!、来た道を戻ることに。
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同じ道を踊るのはつまらないので、少し遠回りして戻りました。
その途中にあった祝橋。登録有形文化財(建造物)だそうです。
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昭和6年に建設されたコンクリートアーチ橋,延長58.6m,幅6.6m
渡ってしまうと見えないので、並行して走る道路から撮影しました。

帰る途中、猿橋駅で途中下車して「日本三奇橋、猿橋」を見てきました。
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橋脚がなく、両岸より張出された四層の桔木を支点とし、上部構造を支えている「肘(ひじ)木けた式」と呼ばれる構造らしい。

春らしい一日でした。
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富貴寺 [古寺]

富貴寺は九州国東半島にあります。
電車・バスでのアクセスは難しく、長く訪れることができませんでしたが、この夏(2011)に九州を訪れ、レンタカーで行きたかったところをまとめて廻りました。

日田から大分道を経て宇佐別府道路に入り、大分農業文化公園で降りました。
その後、カーナビに導かれるままに、緑色の稲がなびく道を走りました。

「目的地周辺です」の声でスピードを落とし、駐車場に車を止めると、石段が見えました。
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遂に来たんだというちょっとした感慨がありました。

階段の下に立ち、上を見上げると山門が見えます。
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両脇に控える石の仁王様が素朴な雰囲気を漂わせるきれいな山門です。
この時点で満足度かなり高め。門を通して憧れの大堂が見えています。

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最近気にしている木鼻です。ちょっと小ぶりですが、きれいです。

階段をあがり、いよいよ大堂と対面。
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屋根の大きさと角度が絶妙な美しさです。しばし見惚れました。

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大堂の中に入ると、団体さんがご住職のお話を聞いていました。
申し訳ありませんが、一緒に聞かせていただきました。
中央にある御本尊の阿弥陀如来坐像と壁画について、ご住職が懐中電灯で照らしながら丁寧に説明したくださいました。

「南無阿弥陀仏」
> 南無の語源は、サンスクリット語のナマス、日常の挨拶です。
> だから、南無阿弥陀仏は、阿弥陀仏への挨拶なのです。
> 南無普賢菩薩などのようになるのです。
不勉強な私ははじめて知りました。ナムアミダブツという呪文かと思っていました。

最後に、ご住職が、「皆さん、ほとんど勉強ぜすにお寺にきますからねぇ」と仰っていました。
ちと耳が痛い。

団体さんが引き揚げたあと、ベンチに座ってしばらくお堂の雰囲気を楽しみました。
帰り際に振り返ると、大堂は大きな気に守られていました。
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すっかり癒されたあと、杵築の街へ向かう途中の一枚です。
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夏!を感じる風景でした。

2011.8.4 探訪
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JR東日本パスの旅(茅葺屋根 正法寺) [古寺]

久々のリアルタイムレポートです。JR東日本パスで岩手の古寺を訪ねてきました。
平泉が世界遺産に登録されることが決まったので、嫁さんと中尊寺あたりを訪ねてみようかと考えました。

しかし、直前に嫁さんの都合が悪くなり、先発隊として一人で出かけることにしました。
一人となれば、いつものように人が行かないところもOKです。

ちょうど、Twitter で日本三大茅葺き屋根として、「正法寺本堂(岩手県奥州市)」「出羽三山神社三神合祭殿(山形県鶴岡市)」「阿岸本誓寺本堂(石川県輪島市)」をご紹介いただきました。
出羽三山神社は、行ったことがあります。正法寺を調べると、平泉からそう遠くない。車なら十分回れそう。

ということで、茅葺屋根を目指して東北へ。

2011.7.10 東京7:56 の「はやて」で出発。
仙台過ぎたところで地震があり、トンネルの中で緊急停車しました(15分ほどで運転再開)。
このため一ノ関駅からのレンタカー出発は、少し遅れました。

慣れないカーナビ(我が家の車にはない!)に住所とセットして、正法寺を目指します。
途中、以前訪れた猊鼻渓(げいびけい)のそばを通りました。行きたいけど、時間が苦しく今回は我慢です。

約一時間で、カーナビが「目的地です」と報告。
駐車場に車を置いて、坂を降りて行くと、門が見えてきました。その向こうに・・・・・
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巨大な茅葺屋根が見えている。想像以上の存在感。
門(惣門1665)を上がる階段は、巨大な岩で作られていて、一段がとても大きい。
一瞬、ここから入ってはいけないのかと思いました。

その階段を登り切ると、視界が開けます。
JR_East02.JPG
本堂(法堂 1811)、圧倒的な存在感。屋根の高さは26m。
Twitterで教えてくださった方は、「山」と表現されていました。

正面に本堂、右手に庫裡(1807)があります。
JR_East03.JPG
こちらも立派な茅葺屋根です。

庫裡から本堂に上がる階段廊下の途中から外に出て本堂を見上げたところです。
JR_East04.JPG
正面も素敵ですが、この角度も素晴らしい。

庭の池では蓮が咲いていました。
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地図を見ると、正法寺のすぐそばに、黒石寺があります。
蘇民祭のポスターで話題になりましたし、多くのお寺紀行で推奨されています。
一ノ関から向かう道程でも、「正法寺」と「黒石寺」がセットで行き先表示されていました。
JR_East06.JPG
黒石寺本堂
立派な狛犬がお出迎えです。


最後に訪れたのは、達谷窟毘沙門堂(たっこくのいわやびしゃもんどう)です。
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これまで見た写真や情報から、勝手に寂れた山奥のお寺を想像していました。
実際は、川沿いの道路すぐ脇にあり、少し拍子抜けしてしまいましたが、魅力的な建造物です。

その隣に、岩麺大佛があります。
JR_Ease08.JPG
気を付けないと見逃してしまいそうですが、岩をじっくり見るとと確かに大仏様が描かれています。

車で三つのお寺を廻り、充実した一日でした。
一ノ関に早めに着いたのですが、新幹線が一時間以上の待ち時間だったので、東北本線の各駅停車で、のんびりと仙台に戻り、牛タンを食べてから、東京に向かいました。
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善治郎の牛タン定食




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三徳山三仏寺 投入れ堂 [古寺]

「死ぬまでに一度は行きたい六十六か所」 谷川彰英著を出先で時間つぶしをしていた書店で買いました。
第一章 やっぱり行っておきたい寺院には、
長谷寺、高野山、延暦寺、室生寺、東寺、清水寺、善光寺、柴又帝釈天、山寺、三徳山三仏寺、那谷寺
が紹介されていました。

ここで三仏寺を知りました。鳥取県で唯一の国宝建築物。
雨が降ると登れない。冬は登れない。頭の中に妄想が広がってきます。

訪れたのは2007年の夏です。
倉吉に宿泊し、バスで三徳山に向かいました。

全景図です。
MITOKU01.JPG

登山受付
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本に書いてある通り、靴の底を確認されます。
登山届を出し、輪架裟(わげさ)を貰います。

そして、入口へ。
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出だしはきれいな橋があってお堂の裏庭という感じですが、ほどなく山登りが始まります。

岩場
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木の根
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けっこうズルズルとすべて、手も、服も、埃まみれになって登って行きます。

途中に文殊堂、地蔵堂があります。
MITOKU06.JPG
これがどちらだったかは、わかりません。

どちらも写真のように、崖からせり出すように立っていて、建物を囲む縁側の下は、崖です。
自然と建物伝いにへっぴり越しで廻ることになります。
しかし縁側に座って、青空と緑を眺めていると、すがすがしい気分になります。

もっと建物の様子がわかる写真を撮っておけばよかったのですが、それこそ登るのに必死です。

さらに登ると、鐘楼堂があります。
MITOKU07.JPG

ここから、壁伝いに進むような感じになり、現れるのが、観音堂。
MITOKU08.JPG

そして最後に視界が広がったときに、突然現れるのが「投入れ堂」
MITOKU09.JPG
役行者が投入れた言われています。

絶妙なバランス。
しばし見とれる美しい建造物ですが、びしょぬれのTシャツとアンバランス。

ちょっとアップ。
MITOKU10.JPG

登ってしまったら、降りるしかない。
来た道を振り返り、坂道を滑りながら、下山しました。

降りたお堂のところで、無料でお茶を出していただき、あまりのおいしさに三杯飲んでしまいました。

「一度は行ってみたい」にふさわしく、行って見ないとわからない。
機会がれば是非訪れてください。
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ラストサムライの寺 書写山 円教寺 [古寺]

書写山円教寺は、姫路にあり、性空上人によって開かれた修行道場の寺です。
西の比叡山とも呼ばれているようです。

訪れたのは、2007年4月。
姫路駅から神姫バスにのり、30分弱でロープウェー山麓駅に到着します。
ロープウェーは15分間隔で運転。

立派なロープーウェーなので、あっけなくお寺に着いてしまうのかなと思いました。
このときは・・・・・

ロープウェー山頂駅に到着したがお寺は見えず。山登りが始まります。
結構きつい。夏ならば、あっという間に汗が滴るのでは。

やっと到着、仁王門。
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ここから円教寺です。が、さらに歩き続けます。修行ですね。
奥の院まで往復すると2時間との説明が・・・・

坂を降りて小さな橋を渡ると、姿を現すのが摩尼殿(まにでん)
円教寺03.JPG
大正8年に焼失し、昭和8年に再建されたそうです。

舞台作りを下から見たところ
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豪快な摩尼殿に圧倒され、ここまでの道のりを忘れさせられます。
しかし、道(山)はまだまだ続きます。

さらに歩き続けると3つのお堂が現れます。
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圧倒されるこの情景、写真には収まりません。
そこに行ってみないとわからない迫力、しばし浸ります。

左から、常行堂、食堂、大講堂。

3つのお堂に囲まれた庭をゆっくり歩くと、その迫力とは逆の静寂を感じ、心がフラットになっていきます。
ここに来てよかった。

さらに進むと奥の院があり、本当に二時間の行程となります。


入口のロープウェーからは想像できない、壮大な空間、まさにお山が広がる書写山円教寺。
天気が良い日には、瀬戸内海が見えるそうですが、この日は曇り空で見えませんでした。

ラストサムライの映画はまだ見ていません。
今度こそ見よう。

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小浜の古寺 [古寺]

小浜。若狭の街です。
最近は、オバマ大統領で話題になっていましたが。

2008年8月。古刹を訪ねて小浜を訪れました。
敦賀から東舞鶴行きの電車に乗って約1時間で東小浜駅に到着します。
駅でレンタサイクルを借りて出発です。

駅から近い国分寺に寄り、まずは明通寺へ。
結構距離がある。田んぼの中をしばらく走りました。

山門を潜って坂を上がっていくと、目線の先に本堂が見えて来ます。
小浜01.JPG

檜皮葺の屋根が美しいです。
本堂の中に入ると国重文の薬師如来坐像と深沙大将立像、降三世明王立像が
静かに立っています。落ち着いた雰囲気です。

本堂の縁側から見上げる位置に国宝三重塔があります。
小浜02.JPG

権威の弱いのか、国宝と言われると尚更ありがたく感じてしまいます。
鎌倉時代中期 三間山荘 桧皮葺 総高22.26m
とのことです。

本堂の前を通り下ってくると、客殿があり、お庭の枯山水が上品です。

すっかり癒されて、自転車の跨ると次なる目的地、神宮寺へ向かいます。

すっかり天気が良くなった田んぼ道を自転車を漕いで走ります。
小浜03.JPG

トンネルをくぐって、信号を左折、緩やかな坂道を上がって行くと、神宮寺に出ます。
自転車を停めて中に入ると、きれいな芝生の中に本堂が佇んでいます。
小浜04.JPG

神宮、寺という名が示す通り、神様と仏様が同居しています。
お寺の方が丁寧に案内して下さいました。

すっかり気に入ってしまい、駅のレンタルサイクル事務所に時間延長をお願いして
しばしくつろぎタイム満喫です。

神宮寺は、奈良東大寺の二月堂へお水送りを行うことでも知られています。
本堂から少し離れたところに仁王門があり、金剛力士像を見ることができます。
仁王門周辺は田舎前回で良い雰囲気です。

自転車で駅へ戻る途中で、萬徳寺へ寄りました。
小浜05.JPG

神宮寺ですっかり時間を使ってしまったので、お庭を見ただけでした。

小浜には、ほかにもお寺があるので、また訪れたいと思います。
そのときは、小浜の蘇洞門めぐりにも行きたいと思っています。

2008年8月 探訪
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百寺巡礼 那谷寺(なたでら) [古寺]

五木寛之の百寺巡礼で那谷寺(なたでら)を知りました。

百寺巡礼;北陸編は、次の10寺です。
阿岸本誓寺(石川)、妙成寺(石川)、那谷寺(石川)、大乗寺(石川)、瑞龍寺(富山)
瑞泉寺(富山)、永平寺(福井)、吉崎御坊(福井)、明通寺(福井)、神宮寺(福井)
これまで訪れたのは、永平寺、明通寺、神宮寺と那谷寺です。

北陸線の加賀温泉駅から地域周遊バスで向かいました。
温泉駅15:30発、30分くらいかかります。
お寺は16:30までなので、16:00過ぎ到着、ぎりぎり間に合いました。

山門。
那谷寺山門.JPG

閉門が近いので、人も少なく静かです。

参道を進むと、奇岩遊仙境が現れます。
那谷寺奇岩遊仙境.JPG

写真では十分伝わらないかもしれませんが、不思議な世界があります。
池を挟んだ岩を眺め、岩の上の方に上がっていくこともできます。
庭を眺めるものは多いですが、ここは庭に溶け込むような気持ちなります。

庭を進んだ先に階段があり、その上に本殿があります。
那谷寺本殿.JPG

小さな本殿ですが、こころ穏やかになる空間です。

奇岩の対面が進むと、三重塔があります。
那谷寺三重塔.JPG

モノクロにしてみました。
(ハイライトが飛んでしまったので)

お堂から、奇岩遊仙境を一望することができます。
那谷寺奇岩遊仙境2.JPG

雪つりがしてあります。
雪が積もるとさらに幻想的な景色が広がるのではないかと思います。

山門に戻る道も、苔がしっとりした雰囲気をかもしだします。
那谷寺周遊.JPG

山門に戻ると、門は閉ざされていて、脇戸から出ました。

来て良かったと強く感じました。
閉門近く静かな雰囲気で回れたこともありますが、空気が素晴らしい。
思い出すだけで、気持ちが穏やかになります。

2006-12

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雪の山寺 [古寺]

閑さや岩にしみ入る蝉の声・・・で有名な山寺。
正式には、宝珠山立石寺といい、860年に慈覚大師が開いたそうです。

仙山線の山寺駅で降りると山寺を見上げることができます。
山寺.JPG

左に見える三角屋根が五大堂です。
山寺の登山口に到着したのは、朝8:00過ぎ。

観光客はまだ来ておらず、お寺の人のわずかな足跡が残る階段。
山寺の坂.JPG

静まりかえる階段を上っていくと、徐々に息が荒くなっていきます。

仁王門をくぐり、納経堂、開山堂とみながら、めざす五大堂へ。
五大堂に上がる最後の階段は、誰も来ていない新雪でした。

五大堂です。
五大堂.JPG

朝日に照らされています。

そして五大堂からの眺め。絶景です。
山寺からみた景色.JPG

雪に覆われた街が朝日に照らされて、なんとも美しい。
独占した五大堂から眺めるこの景色。
この「一瞬」を感じられる旅はやめられません。


帰りはゆっくりと山を降りました。

山寺駅です。
山寺駅.JPG

山寺駅時刻表.JPG

9:14発の山形行きに乗ります。
早朝の清々しい山寺でした。

http://www.yamaderakankou.com/origin/

2005年1月 探訪

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虎渓山永保寺 [古寺]

多治見にある永保寺です。2009年12月に訪れました。
開創 夢窓疎石とのことです。

池に架かる無際橋、最初は土門拳の写真で知りました。

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一度見てみたいとずっと思っていましたが、昨年の冬に訪れることができました。

まだ暗い時間に多治見駅を降り、地図を片手に歩きました。
徐々に坂道を登るうちに日が昇り、永保寺の入口に着きました。
ここから階段を下りていきます。
かなり長い距離を降りていくと、池があり、土門拳の世界が広がります。

eihoji02.JPG

無際橋の後ろに見えているのが、国宝観音堂です。
桧皮茸の屋根が絶妙というかかなり反っています。
池の水面に映る姿が美しい。
朝、夜明けとともに訪れたので人もほとんどおらず、
静かなる美しさを堪能することができました。

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