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東大寺二月堂のお松明 [奈良]

「東大寺のお水取り」は有名です。
そのため、とても混雑して自分の目で見るのは不可能だろうと思っていました。

ところが調べてみると、お松明は、3/1~3/14の間見ることができるのです。
そのなかでも3/12のお水取りの日は特に混雑するそうです。

私が東大寺を訪れたのは 2008年3月8日。お松明が始まるのは19:00です。

16:50 にはJR奈良駅そばの「王将」で食事をすませ、いざ出陣。
17:15 二月堂の舞台下へ到着。すでに大勢の人が集まっていました。

まだまだ明るい二月堂
お松明01.JPG

きれいな青空です。とはいえ3月、寒いです。ひたすら待つ、じっと待つ。修行?

徐々に暗闇が迫り、遂にその時が。


お松明走る
お松明02.JPG

正面の舞台を向かって左から右へ進んでいきます。


お松明、火の粉を振りまく
お松明03.JPG

右端まで走ったお松明は、舞台から大きくせり出し、激しく振られます。
そして、舞台下の暗闇へ火の粉が舞い落ちます。


約25分の間に10本のお松明が舞台を走りました。

舞台に上がる前、左側の回廊をごうごうと燃え盛る火の塊が上がっていき、
火の勢いが最高潮に達するを待って舞台へ進んでいるように見えました。
建物に燃え移るのではと思う勢いでした。


10本のお松明が終わったあとは、すごいものを見てしまったという感じです。

余韻を残しながら、南大門のほうへ下り、帰路に着きました。
この日は、寒空の下、肩をこわばらせて待ったせいか、肩が凝ってしまい、
ホテルのお風呂でしばらく肩をほぐしました。


お松明と思われるもの
お松明04.JPG

これは、2010年3月に二月堂を訪れたときに偶然見つけたものです。
鬼瓦、青空とのコントラストが美しいです。

また、お松明の季節が近づいてきました。
今年はどうしようか。




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